
長野県上田市の「上田温泉 祥園 寿久庵」は、「真田忍者文化を未来へつなぐ宿」をコンセプトに、和の安らぎと“忍び”の世界観を融合させた新たな宿泊体験を提供するため、段階的なリニューアルを実施し、7月7日(火)にグランドオープンする。
滞在を通して真田忍者の歴史や文化を体感できる宿へ
上田温泉に佇む「上田温泉 祥園 寿久庵」は、歴史と静けさを大切にした宿。今回、観光客は何を求めて上田を訪れるのか、という問いを改めて見つめ直すことから、リニューアルのプロジェクトがスタートした。
現代は、インターネットやAIの発達により、訪問前に多くの情報を得ることができる時代。その中で、実際に現地を訪れる理由として求められるのは「その土地でしか体験できない価値」と考えられる。しかし、上田には、映画や歴史の舞台となった背景、そして真田忍者という独自の文化があるが、それらを“体験として感じられる場”はまだ十分とは言えない。
そこで、「上田温泉 祥園 寿久庵」では、歴史・文化・食・空間を融合させ、上田に受け継がれてきた真田忍者の歴史や文化を、滞在を通して体感できる宿づくりを推進。訪れた人が上田の物語に触れ、その魅力を感じてられる宿泊を提供していく。
文化発信拠点として地域文化を発信
今回のリニューアルは、単なる改装ではなく、上田の歴史・文化を“体験できる形”で未来へ伝える取り組みだ。
真田忍者や歩き巫女の史実を基にした文化発信、広域連携による忍者観光ルートの構築、忍者グループとの協働によるリアルな体験設計を行い、忍者ツーリズムの拠点となっていく。また、流通経済大学における「忍者ツーリズムと地域振興」研究、東京理科大学忍者サークルによるモニターツアー実施、海外に向けた忍者文化発信プロジェクトなど、学術連携や人材育成を手がけていく。
さらに、今後は海外からの誘客も見据え、日本だけでなく世界へ向けた発信を強化していくことも目指している。
真田の歴史を体感できる「真田茶屋つむぎ」

5月23日(土)には、真田の歴史を体感するための“体験型茶屋”「真田茶屋つむぎ」がオープンする。忍者服や浴衣の着付け体験、吹き矢体験、映像による歴史解説などを通じて、真田ゆかりの地・上田ならではの文化や忍びの世界を五感で楽しむことができる。
さらに、地域に根付く薬草文化と忍びの世界観を融合したおもてなしも用意。薬草茶や特別な食体験を通じて、上田の歴史と風土をより深く感じることができる。ただ泊まるだけではない、上田の物語に触れる滞在を楽しもう。
“忍びの空間”を表現する「忍エリア」
7月3日(金)には、「忍エリア」全6室がオープンする。「忍エリア」は、木の質感とやわらかな灯りを活かし、静寂と緊張感が共存する“忍びの空間”を表現している。滞在そのものが物語となる「歴史体験型の宿泊演出」を取り入れ、訪れる人を忍びの世界へと誘う。

宿泊者へはおもてなしサービスが用意されており、到着時に好みのものを選べる薬草茶、六文の迎え膳~和のアフタヌーンティー~、フリードリンクバー(地元アルコール各種は有料)を無料で楽しむことができる。
「上田温泉 祥園 寿久庵」に滞在して、真田忍者の歴史や文化を体感してみては。
■上田温泉 祥園 寿久庵
住所:長野県上田市大手1-1-84
公式サイト:https://uedaonsen-jukyuan.jp
(山本映里)